植物としてのコーヒー
テーマは、「植物としてのコーヒー」です。
「コーヒー豆」とよく言いますが、実際のところコーヒー豆は「豆」ではなく「木の実」です。正確に言うと木の実の中にある「種」です。
木の実になる前には当然、花が咲きます。
コーヒーは黒い液体です。コーヒー豆というと茶色をイメージすると思います。
コーヒーの花、どんな色の花が咲くと思いますか?
こんな綺麗な白い小さな花が咲きます。
(引用:https://www.agf.co.jp/enjoy/cyclopedia/flow/know_01.html)
日本ではなかなか見ることのできないこの花ですが、たった2日間で散ってしまうそうなので、海外の生産地でもあまり見ることができません。
この綺麗な白い花が散ると、緑色の小さな実がなります。そしてその味が熟していくにつれて赤くなっていきます。
(引用:https://www.agf.co.jp/enjoy/cyclopedia/flow/know_01.html)
さくらんぼと似ていることからコーヒーチェリーと呼ばれることもあるように、真っ赤な色になります。
コーヒーの生産大国・ブラジル生まれのスポーツブランド「アスレタ」のマークにこんなものがあります。真っ赤な3つの丸はコーヒーの実を表しているそうです。
このさくらんぼと似た真っ赤な木の実がコーヒー豆になるのではなく、真っ赤な木の実の中にある種がコーヒー豆になります。
基本的に1つのコーヒーの実の中に、ラグビーボールを縦に半分にしたような形をした種が2つ入っています。この種を焙煎していくことで皆さんがよく目にする茶色いコーヒー豆へとなっていきます。
コーヒーの種の周りにある果肉や果皮の処理の仕方を「精製方法」と呼びます。
この精製方法の違いによっても味に変化が出るので、「ウォッシュド」「ナチュラル」などの表記がされているコーヒーも最近では増えています。
コーヒーの「精製方法」についても今後まとめてみたいと思います。
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